セロリと玉子の白胡麻和え

レシピ

 肝は陰液が不足すると、働きが過剰になり(陽が旺盛になり過ぎる)様々な不調をひき起こします。主に熱症状や、体の上部に症状が出ることが多いです。このレシピは不足した陰液を補いながら、熱感を抑え冷ます内容となっています。

 身体の炎症を抑えるのにもとても良いレシピです。

肺に熱がこもった空咳・イライラと高ぶった気持ちを落ち着かせる・更年期障害・高血圧・糖尿病(消渇)・不眠・めまい・上半身の不快症状の改善 などに。

材料:セロリ・・・小3本(180~190g)
   卵・・・3個
   白胡麻・・・5g
   塩・・・少々
   胡麻油・・・小さじ2

作用 (立法):清熱滋陰潤肺せいねつじいんじゅんぱい (熱を取り除き、陰を補い、肺を潤す)

食薬の効能

セロリ高ぶった肝の働きを抑え(平肝へいかん)、余分な熱を取り(清熱)、利尿作用により余分な湿気を取り去ります(袪湿きょしつ)。肝陽上亢(かんようじょうこう肝の陰液不足により肝陽が抑えられなくなり、肝の機能が勢いを増して、上半身を中心に不快症状が現れる状態)を緩和する食薬です。
 効能:肺に熱がこもって出る咳・イライラした気持ちを落ち着かせる・ほてり・のぼせ・赤ら顔・頭痛・めまい・高血圧・黄疸・糖尿病(消渇)・出血を止める など。
体を潤す食薬に分類されます(補陰類)。血を養い、精神・情緒を安定させる効果があります。
効能:陰虚(潤い不足)による空咳・のどの乾き・声がれ・潮熱(午後から朝にかけて決まった時間の発熱)・目赤・精神不安・不眠・虚弱体質の改善・胎児の安定 など。
白胡麻卵と同じく、体を潤す食薬に分類されます(補陰類)。肌や体を潤します。呼吸器や大腸の乾燥も潤し、体全体の調子を整えます。
効能:肌の乾燥・便秘の予防や改善・アンチエイジング効果。
血熱を冷ます。体内の悪い物を出して解毒する。

作り方

① セロリを斜め切りにします。
② フライパンに胡麻油をひき、弱火~中火にしてから、溶いた卵を加え炒めます。
③ ①を加え、白胡麻と塩を加え合わせる。

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