青梗菜(チンゲンサイ)とレーズンの酢の物

レシピ

 血流の巡りを良くして、瘀血おけつを改善する内容です。補血ほけつ食薬のレーズン(葡萄ぶどう)によって血を増やし、血流の流れを良くする青梗菜と酢で、血の巡りの滞りを改善します。

 瘀血おけつが改善されると、必要な栄養が身体の隅々まで行き渡って、活力が増して疲労感が減り、健康な状態を保てます。肌荒れやくすみ・シミ・アザなどの肌のトラブルの解消、月経痛や月経の異常・身体が温まり、冷えが解消される、身体の老廃物が排出されるデトックス効果など、身体を健康な状態にします。

 血行促進・肌のトラブルの改善・疲労回復・肩こり・頭痛・デトックス・冷え・月経痛・生理不順・不妊症などに。

材料:青梗菜ちんげんさい・・・2株
   レーズン・・・80~100g
   酢・・・大さじ2
   黒砂糖・・・大さじ2
   塩・・・適量

作用:活血化瘀かっけつかお (血流を改善し、血の巡りが悪くなった状態を取り除く)

食薬の効能

青梗菜ちんげんさい血行を促進して、流れの悪くなった状態を改善する(活血化瘀かっけつかお類)の食薬に分類されます。清熱・解毒作用があります。効能:肩こり・頭痛・肌のくすみ・生理痛・不妊症・冷え・むくみ・腫れの緩和。
 ※血液の循環を良くし(活血かっけつ)、瘀血おけつと呼ばれる血液の粘度が高まって流れにくくなっている状態から起こる諸症の改善(これを中医学用語で「化瘀かお」と言います)。
レーズン(葡萄)気血を補い、すじや骨を強くします。イライラ・高ぶりを落ち着かせ、渇きを癒し潤します。効能:食欲増進・滋養強壮・利尿・美肌・貧血・リウマチ・肺のエネルギー不足による咳(肺虚咳)・むくみ・安産。
青梗菜ちんげんさいと同じく、血行を促進して、流れの悪くなった状態を改善する(活血化瘀かっけつかお類)の食薬に分類されます。身体を温め、血行を改善します。消化促進作用があり、胃の調子を整えます。解毒作用があります。腫物や潰瘍の治療にも使われます。効能:食欲増進・疲労回復・出血・寄生虫・食中毒・肝炎・腫れ・むくみの緩和。
黒砂糖臓腑を温める(温裏おんり類)の食薬に分類されます。特にお腹を温めます。活血化瘀かっけつかお(血行を促進して、流れの悪くなった状態を改善する)作用があります。効能:お腹を温める・生理痛・生理不順・不正出血・腹痛・貧血・出産後の体力回復に。

作り方

青梗菜ちんげんさいを株から一枚ずつはがして水で洗い、茎と葉の部分を切り分けます。茎と葉をそれぞれ食べやすい大きさに切ります。

② 鍋にたっぷり水を入れ、塩を入れます。沸騰させてから、中火で青梗菜ちんげんさいを柔らかくなるまで茹でます。(かたいくきの部分から先に茹で、少し柔らかくなったら葉を加えます。)

③ ②をザルに上げて冷まし、粗熱を取ります。

④ ボウルに③の冷ました青梗菜ちんげんさいを入れ、酢と黒砂糖を合わせ入れ、レーズンを加えて和えます。

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