レシピの作用の「温腎」とはエネルギーや熱のもととなる「陽」を補い、「腎」を温めることを指します。腎のエネルギーは「腎気」と呼ばれ、体を温める力の元になる「腎陽」と、体を潤わせて栄養を与える「腎陰」の2つに分けられます。今回のレシピは「腎陽」を補うものとなっています。
腎陽は、身体を温めたり機能させるエネルギーの大元を指します。腎陽の不足は腎陽虚と呼ばれ、足腰や手足の冷え、疲れやだるさが抜けない、夜中にトイレに起きる、 おしっこの出やキレが悪いというような症状が現れやすくなります。
今回は体を温める力の大元である腎を温めて機能を高める内容となっています。
体を温める・疲労回復・滋養強壮・足腰の冷えむくみ・足腰の強化・老化防止・不妊症・頻尿・遺尿 などに。
材料:
羊肉・・・200g
胡桃(クルミ)・・・100g
韮・・・1束
塩胡椒・・・少々
肉桂(シナモン)・・・小さじ1/2
胡麻油・・・大さじ1
作用(立法):温腎助陽 (腎を温め、陽気を助ける)
食薬の効能
羊肉 | 陽を補う食薬です。熱性の性質を持ち、身体を温める効能があります。 気力を補い疲労を回復します。 腎と脾の働きを助け、お腹の冷え・足腰の冷えの改善に役立ちます。 |
胡桃(クルミ) | 羊肉と同じく陽を補う食薬で、腎・肺・大腸に働きかけ、肺を温め冷えからくる咳を止めます。腸を潤して便秘を改善します。頻尿の方にも向いています。 |
韮 | 肝の機能を高めます。辛味に分類。体を温め、血行を促進し血流を改善します。足腰の冷えや疲労回復に良いです。痛みを止め、免疫力を高めます。 |
塩 | 血熱を冷まします。体内の悪い物を出して解毒する効能があります。 |
胡椒 | 温裏(体の内側を温める)類。胃を温め、解毒効果があります。 |
肉桂(シナモン) | 温裏類。大熱。体を温める効果、心・腎・肝に作用し、特に脾胃を温める効果に優れています。 |
作り方
① 韮をざく切りにする。
② フライパンに胡麻油をひき、羊肉を入れ炒め、①の韮と胡桃を加え炒める。
③ 塩胡椒・粉末の肉桂(シナモン)で味を付ける。
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