牡蠣と韮の山薬(長芋)スープ

冬レシピ

 体を潤し、腎を補う内容のレシピです。冬は腎が活発に働きそれでいてダメージを受けやすい季節ですので、腎を補う事が重要になってきます。中医学では腎は貯蔵する役目を持っており、精や気を収める臓です。
 腎は成長・発達・性機能など生命活動全ての根本的な力を蓄えている場所とも言えます。腎の状態が良好であれば、若々しく元気があり活力溢れた状態で過ごすことができます。
 腎は体の水分代謝・水分バランスを担っていますので、腎をケアするには潤す事(陰を補う=滋陰)が大切と言えます。
 陰(体を潤す水分)が不足すると(陰虚)、気持ちが高ぶりイライラしたり、不眠・体の乾燥などが症状として出てきます。
 
 このレシピは、身体に潤いと元気を与えてくれる内容となっています。出汁を使っていませんが、あっさりとした塩と食材のみの味わいが楽しめるレシピとなっています。

※ 牡蠣を抜いて作って頂いても、山薬(長芋)スープとして、気を補い、疲れ、脾気虚(気の不足)、腎の納める力に対して効果的です。

材料:
牡蠣・・・200~250g
長芋・・・250g
韮・・・65g 1束の半分程
玉葱・・・100g程 中玉の半分
塩・・・小さじ1
水・・・3カップ (600ml)

作用:滋陰補腎 (陰を滋養し、腎を補う)

食薬の効能

牡蠣 腎を滋養し、身体に潤いを与え、血を補います。精神安定。不眠・生理不順・ほてり・微熱・めまい・動悸・物忘れなどに効果があります。
長芋 腎機能を向上させます。腎気を補い、脾や胃の消化器の働きを健やかにします。生津(津液を生み出す)。解毒作用。老化防止・疲れ・食欲不振・下痢・遺尿や、肺にも働きがありますので、気の不足からの咳(慢性咳)・喘息にも効果があります。
肝の機能を高めます。辛味に分類。体を温め、血行を促進し血流を改善します。痛みを止め、免疫力を高めます。
玉葱 気の巡りを改善します。脾胃に入り、特に消化機能を改善します。食欲不振・下痢・お腹が張る・胃もたれ・吐き気・消化不良などの症状を改善します。

作り方

① 牡蠣はよく洗っておきます。
② 長芋を洗い、輪切りにしてポリ袋に入れ、潰します。
③ 韮は3~4㎝のざく切りに、玉葱は半分に切って薄切りにします。
④ 鍋に水と塩を入れて、沸騰させます。牡蠣を入れて中火で3分程茹でて火を通します。
⑤ ④に③を加え食材に火を通した後、②を加えます。

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