帆立と枸杞子・長芋の和え物

冬レシピ

 冬は、身体を養うのに一番良い季節です。このレシピの作用にある「腎陰じんいん」とは、腎に蓄えられている精から作られる津液しんえき(体の水分の総称)・血液を作る源のことを指します。

 冬は貯蔵の季節であり、腎は貯蔵の臓でもあります。

 今回のレシピは冬の臓である「腎」の中の腎陰じんいんを滋養するレシピとなっています。効果で言うと、冬の乾燥に対して、身体全体の潤いを保ち、身体の力の源を支えるので、生理機能が整い、良質の睡眠、落ち着きを感じやすくなります。

 乾燥症状・喉の渇き・不眠・夢が多い・寝汗・熱感・足腰がだるい・めまい・腎陰虚 に。

作用:滋陰補腎じいんほじん (陰液を補い、腎の働きを良くする。)

陰液いんえきけつ津液しんえきのこと。

材料:帆立 (貝柱)・・・中 4個
   枸杞子くこし(クコの実)・・・15g
   長芋・・・300g
   

調味料 A:
   酢・・・大さじ2
   黒砂糖・・・小さじ2
   胡麻油・・・小さじ2


食薬の効能

帆立陰液いんえき(けつ津液しんえきなど)を補い、腎の働きを改善する食薬です。肝・脾・胃・腎にも働きかけます。乾燥・喉の渇き・めまい・咳・疲れ・脾胃(消化器)の虚弱による食欲不振に。
枸杞子くこし 帆立と同じく、陰液いんえき(けつ津液しんえきなど)を補い、肝・腎・肺を補います。効果は、目の滋養に良く疲れ目や、足腰の虚弱や老化防止、慢性咳などを止める、などがあります。
長芋腎機能を向上させます。腎気を補い、脾や胃の消化器の働きを健やかにします。生津(津液を生み出す)。解毒作用。老化防止・疲れ・食欲不振・下痢・遺尿や、肺にも働きがありますので、気の不足からの咳(慢性咳)・喘息にも効果があります。

作り方

① 帆立の貝柱は丸くなるように縦に半分に切ります。長芋は洗わず、おがくずは手やキッチンペーパーなどで払い取り、横にして分量を切り、包丁で皮を縦剥きしてから、短冊切りにします。枸杞子は酢で柔らかくしておきます。

② ボウルに①を入れ、合わせ調味料 Aを和えます。

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