黒豆と大葉のご飯

梅雨レシピ

 梅雨時期のジメジメとした環境で旺盛になった湿邪を、体から排出して、湿気に弱い脾の働きを改善するレシピです。
 脾が健康だと、消化吸収能力が上がり、身体を維持するための全ての栄養素が効率的に取れます。

 むくみ・下痢・食欲不振・膨満感・各種出血・解毒・気虚(気の不足) などに。

食薬の効能

うるち脾胃(消化器)の気を補い、働きを健やかにする食薬です。イライラ・焦燥など落ち着かない症状を鎮める効能もあります。
黒豆脾・腎に作用し、水(湿)を排出する食薬に分類されます。冬の臓である腎の機能を高める食材として冬にもよく使われます。活血(血の流れを良くする)と血を補う効果・解毒効果があります。
大葉同じく脾に作用し、温め発汗・発散する効能があります。寒さを散らし、気を巡らせます。魚・カニなどの中毒症状にも使われます。ここでは脾や胃の気滞きたい(気の停滞)の解消を目的に使用します。

作用:利湿健脾りしつけんぴ (湿邪を尿と共に排出させ、脾の働きを健やかにする)

材料:うるち米 (玄米・もしくは白米)・・・3合 (450g)
   黒豆・・・100g
   大葉・・・10枚
   紹興酒・・・大さじ1
   水・・・600~650 cc/ml

作り方

① 粳米と黒豆を研ぎます。

② 用意した水に①を入れ、1時間以上浸水します。

③ 葉元の柄を切り落とし、大葉を千切りにします。

④ ②に紹興酒を加え、炊飯します。

⑤ 炊きあがったご飯を混ぜ、盛り付けます。上から③の大葉をのせます。

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