陳皮・大葉とカルダモンのお茶

梅雨レシピ

 梅雨の時期は、湿に弱い脾の運化の働きが弱くなり、消化機能や食欲が落ちやすくなります。

 このお茶は、芳香化湿ほうこうかしつ「香りによって食欲を増進させ、湿を取り除く」効果があります。

 芳香化湿ほうこうかしつとは、芳香性がある食材・中薬を使い、また、温性の特徴により湿を乾燥させ、湿が原因の脾胃の気滞きたい(気の停滞)を解消することを目的とした治療方法を指します。

 カルダモン ~ ショウガ科の種子から作られる香辛料であり、その香りの高さから「スパイスの女王」「香りの王様」と呼ばれています。中医学では砂仁しゃにん白豆蔲びゃくずく草豆蔲そうずく草果そうかと呼ばれ、その効能も細かく分類分けされています。カルダモン全般は芳香化湿薬ほうこうかしつ(香りがあり、温性で運脾化湿うんぴかしつの効果がある中薬)となります。※運脾化湿うんぴかしつ → 脾の運化を助け、湿を取り除く。

 大葉 ~ 温性で発散作用があり、脾胃の気滞きたい(気の停滞)を解消する効果があります。

 陳皮ちんぴ ~ 気を巡らし、湿を乾燥させ、大葉と同じく脾胃の気滞きたい(気の停滞)を解消する効果があります。

作用:芳香化湿ほうこうかしつ (芳香性の食材・中薬によって、湿を乾燥させる)


材料:カルダモン (粉末)・・・小さじ1 (約3g)
   大葉 ・・・7枚 
   陳皮ちんぴ (粉末)・・・小さじ1 (約3g)
   水 ・・・1.5カップ (300ml)

作り方:
① ティーポット(急須などの他の茶器でも可)を用意して、先にお湯を利用して茶器を温めておきます。温めに使ったお湯を出します。

② 大葉を重ねて、ティーポットに入る大きさに手でさいて入れます。カルダモンと陳皮の粉末を入れます。

③ お湯を注いで、5分蒸らします。

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