10月は秋の乾燥が本格化し、空咳や喉の乾燥、肌のかさつきなど、「潤い不足」による不調が現れやすい時期です。この季節は、乾燥から肺や喉を守り、体に必要な潤いを補う食事を心がけることが大切です。
今回のスープは、秋に取り入れたい食材を組み合わせ、乾燥しやすい肺や胃を潤しながら、気血も補えるように仕上げました。ほどよいとろみが喉を通りやすく、体の内側から潤いを補給しやすいのもこの時期ならではの特徴です。
空気が乾いてくる秋は、毎日の食事から少しずつ潤いを補い、喉や肌、胃腸の調子を整えて、季節の変化に負けない体づくりを目指しましょう。
作用(立法):潤肺養陰 (肺を潤し、陰液を補う)
<効能>
◎ 肺を潤し、乾燥による喉や呼吸器の不調を防ぐ。
◎ 体の潤いを補い、肌や粘膜の乾燥を防ぐ。
◎ 胃腸を整え、食欲の低下を防ぐ。
食薬の効能
| れんこん | 健脾開胃(脾胃を健やかにし、食欲を高める)・養血生肌(血を養い、肌や組織の回復を助ける)・止瀉(下痢を止める)。寒・甘。 |
| 白きくらげ(白銀耳) | 滋陰潤肺(陰液を養い、肺を潤す)・養胃生津(胃を養い、体液を生じさせる)。平・甘・淡。 |
| 鶏肉 | 温中補脾(胃腸を温めて消化吸収を助ける)・益気養血(気力を補い、血を養う)・補腎益精(腎の働きを補い、精力や生命力を高める)。温・甘。 |
材料:(3人分)
[スープ]
れんこん・・・250~300g
白きくらげ(乾燥)・・・10g
水・・・800ml
和風だし(顆粒)・・・800ml分
醤油・・・小さじ1
塩・・・小さじ1/2
水溶き片栗粉・・・片栗粉 大さじ1+水 大さじ2
[鶏団子]
鶏ひき肉・・・200g
長ねぎ・・・30g(約1/3本)
生姜・・・小さじ1
片栗粉・・・大さじ1
塩・・・ひとつまみ
作り方
① 白きくらげは水で戻し、石づきを除いて食べやすく切ります。長ねぎはみじん切り、生姜はすり下ろします。※市販のチューブのしょうがでもOK。
② れんこんは5mm程度の半月切りにします。
③ 鶏団子の材料をよく混ぜ合わせます。
④ 鍋に水、和風だし、れんこんを入れて火にかけ、沸騰したら中火で5~6分煮ます。
⑤ 白きくらげを加え、鶏団子をスプーンで落とし入れます。フタをして火が通るまで弱めの中火で約5分煮ます。
⑥ 弱火にして、醤油、塩で味を調えます。
⑦ 水溶き片栗粉を加え、とろみを付けてから火を消します。

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