ノンオイルで簡単!美肌きくらげ入り肉団子

レシピ

 肌の乾燥や顔のほてり、のぼせが気になる方におすすめの薬膳肉団子レシピです。
 潤いを補う豚肉と黒きくらげ、余分な熱を冷まして肌や体を穏やかに整えるトマトを組み合わせ、
滋陰清熱じいんせいねつ」の働きを意識した一品に仕上げました。

 油を使わず、トマトの水分でじっくり煮込むことで、ふわふわの肉団子とコリコリのきくらげの食感を楽しみながら、体の内側からしっとりと潤すことができます。

 日々の疲れや乾燥、肌トラブルを感じたときに、心と体を癒してくれる一品です。

作用(立法):滋陰清熱じいんせいねつ (陰を補い、余分な熱を冷ます)

<効能>
◎ 美肌をサポートし、乾燥肌や顔の赤みを和らげます。
◎ 体の熱感を鎮め、ほてりやのぼせを抑えます。
◎ 肺や喉に潤いを与え、乾燥からくる咳や渇きを緩和します。
◎ 睡眠の質を整え、疲労回復を促します。

材料:
豚ひき肉・・・300〜350g
カットトマト缶・・1缶
黒木耳くろきくらげ(水で戻したもの)・・・50〜80g
塩・・・小さじ1/2
胡椒こしょう・・・少々
片栗粉・・・小さじ2
水・・・70〜80ml(煮込み用)

※乾燥黒木耳くろきくらげの戻し方
1.ボウルにたっぷりの水を入れ、乾燥黒木耳くろきくらげを浸します(水で1時間程度が目安、ぬるま湯なら10〜15分程度)。
2.表面に土や微細なゴミがついていることがあるので、流水でしっかり洗います。
3.中心部(根元)に固い石づきが残っていることがあるので、包丁かキッチンバサミで取り除きます。

食薬の効能

豚ひき肉陰液を補い、体を潤す・気を補い、体力を回復する。平・甘・鹹。
トマト清熱と解毒作用がある。涼血(血を冷やす)作用があり、体を内側から冷まし、肝の機能亢進状態を改善(平肝)。生津(体の潤いを補う)作用があり、乾燥による喉の渇きを癒す。胃腸の消化吸収を助け、胃腸に溜まった不要なもの取り除いて胃腸の働きを整える。微寒・甘・酸。
黒木耳くろきくらげ 血の余分な熱(血熱)を鎮め浄化し、止血。出血症状に効能がある。同時に血の滞りを改善する力もあり、血流のバランスを整える調整作用がある食薬。平・甘。
胡椒こしょう 温裏おんり(体の内側を温める)類。胃を温め、解毒効果がある。熱・辛。
血熱を冷ます・体内の悪い物を出して解毒する。寒・鹹。

作り方

① ボウルに豚ひき肉、塩、胡椒、片栗粉を入れて、よく練り混ぜます。(粘りが出るまで混ぜると、ふわっと仕上がります)

② フライパンにカットトマト缶を入れ、水を加えて火にかけます。沸騰したら弱火にします。


③ 肉団子を並べて入れ、黒木耳くろきくらげをちぎって散らして入れます。

④ 蓋をして弱火で10〜15分、じっくりと煮込みます。(焦げ付きが心配であれば、途中で優しく混ぜます)

⑤ 塩で味を調えます。



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