美肌薬膳!豆腐とアボカドのごま酢醤油

レシピ

 今回は、乾燥や肌トラブルを内側から整えることを目的とした、美容薬膳レシピです。
 火を使わず、材料をカットしてかけるだけの簡単調理で、短時間でサッと作れますので、忙しい日や料理が苦手な方にもおすすめです。

 使用する食材それぞれに中医学的な効能があり、バランスよく組み合わせることで、「滋陰潤燥じいんじゅんそう(体に潤いを与え乾燥を防ぐ)」と「清熱解毒せいねつげどく(体の余分な熱を冷まし炎症を抑える)」の両方の働きを同時に叶えます。

 乾燥肌や肌荒れの予防だけでなく、体の内側から透明感のあるツヤ肌を目指せるレシピです。

 味付けの「ごま酢醤油」は、さっぱりしているのですがコクがあり、食欲がないときでも食べやすいバランスの良さが特長です。お好みでトッピングを加えれば、さらに健康効果を高めるアレンジも楽しめます。

【アレンジトッピング】
◇納豆
 発酵食品の納豆は「」を助け、腸内の「湿邪(老廃物・毒素)」を排出。
 さらに「気血(エネルギーと血液)」の巡りを促進し、美肌効果腸活にも役立ちます。

◇サラダチキン
 鶏肉は「脾胃ひい(消化器系)」を強め、体力と免疫力を高める補気食材
 豆腐に加えてたんぱく質を補強できるため、肌の基礎体力アップにもつながります。

立法(作用):滋陰潤燥じいんじゅんそう (体に潤いを与え、乾燥を防ぐ) ・清熱解毒せいねつげどく (体の熱を冷まし、肌トラブルの炎症やニキビを予防)

<効能>
◎肌に透明感とツヤが出る。
◎ニキビ・吹き出物・肌荒れが減る。
◎便通が良くなる。腸内環境が整う。
◎内臓(特に肺・脾・腎)が元気になる。
◎イライラやストレスが減る。

材料(3人分)
絹ごし豆腐 … 1丁
アボカド … 1個
トマト … 1個
黒ごま(すりごま) … 大さじ2
酢 … 大さじ2
醤油・・・大さじ2

食薬の効能

豆腐体の中の余分な熱を取り除き、解毒する。津液しんえき(体の水分の総称)を生じさせ、乾燥を潤す。消化吸収が良く、気を補い脾胃の機能を改善する。寒・甘。
<効能>肺熱による咳・喘息・便秘・むくみ・糖尿病(消渇) など。
アボカド体の陰液を補い、乾燥を防ぐ。血を養う(補血)。美肌や便通改善、体力回復などに役立つ。平・甘。
トマト清熱と解毒・涼血(血を冷やす)・肝の高ぶりを鎮める(平肝)。生津(体の潤いを生成)・乾燥による喉の渇きを癒す・胃腸の働きを助け、不要なものを排出する。微寒・甘・酸。
黒ごま肝と腎の陰を補う・血を増やす(補血)・腸を潤す(便秘改善)・めまい・白髪・乾燥に。平・甘。
体を温めて、血行を促進する。消化を促進する効能もあり、消化不良を改善する。他には、止血や消毒効果もあるので、食中毒にも効果的。温・酸・苦。
醤油余分な熱を取り除き、イライラをおさめる。涼血解毒。寒・鹹。<効能>発熱・興奮・不安 など。

作り方

① 豆腐を水切りし、食べやすい大きさに切ります。
② アボカドとトマトを角切りにします。
③ 容器にすりごま・酢・醤油を入れてよく混ぜ、ドレッシングを作ります。
④ ①②の豆腐、アボカド、トマトを皿に並べ、③のドレッシングを上から掛けます。

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