春に起こりやすい気滞と消化不良を改善する「ウドの酢味噌和え」は、春らしい爽やかな風味が楽しめる一品です。火を通さずに生で使う場合のレシピをご紹介します。
材料:
ウド(独活)・・・1本(約100g)
酢・・・大さじ1(アク抜き用)
塩・・・ 小さじ1(アク抜き用)
水・・・500ml
調味料(酢味噌):
白胡麻(すりごま)・・・15g(大さじ1+小さじ1)
味噌・・・大さじ1
酢・・・大さじ1~2
砂糖・・・小さじ2
作用(立法):行気健脾 (気を巡らせ、胃腸を整える)
<効能>
◎消化吸収を助け、胃腸を整える。
◎お腹を温め、冷えを取る。
◎むくみが取れ、体が軽くなる。
◎イライラを鎮め、心を安定させる。
食薬の効能
独活 | 風湿※(関節や筋肉の滞り)を取り除き、経絡の通りを良くします。むくみや足腰のだるさや痛みを改善します。 ※風=体に悪さをする風。 湿=体の中にたまった余分な湿気。 |
白胡麻 | 体を潤す食薬に分類されます(補陰類)。肌や体を潤します。呼吸器や大腸の乾燥も潤し、体全体の調子を整えます。 効能:肌の乾燥・便秘の予防や改善・アンチエイジング効果。 |
味噌 | 脾胃(消化器)を温め、消化吸収力を改善する。体の余分な水分を排出し、解毒する。気逆(上から下に流れる気が逆に働くこと)の改善。効能:虚弱体質・お腹の冷え・胃弱の改善・むくみ・イライラ・発熱・吐き気・激しい咳・のぼせ など。 |
酢 | 体を温めて、血行を促進します。消化を促進する効能もあり、消化不良を改善してくれます。他には、止血や消毒効果もありますので、食中毒にも効果的です。 |
砂糖 | 余分な熱を取り除き、津液(体の水分の総称)を生じさせる。脾胃(消化器)の気をおろして働きを改善する。肺の熱を冷まし潤す。効能:発熱・多汗・喉の渇き・顔赤・空咳 など。 |
作り方
① ウドの皮を包丁かピーラーで剥き、斜めに切ります。(枝分かれしている部分は皮が剥けるところは剥いて同じく斜めに切ります)
② 分量の水に酢と塩を入れ混ぜ、①のウドを入れ、5~10分アク抜きをする。※塩はアク抜き、酢は変色を防ぐ役割をします。ウドは長時間さらすと風味が抜けるのでさらし過ぎに注意。
③ 白胡麻はフライパンか鍋で香ばしい香りがするまで炒り(弱火~中火で3分程)、すり鉢ですり潰します。※市販の元からすってある「すり胡麻」を使用しても大丈夫です。
④ ボウルに味噌・酢・砂糖を入れてよく混ぜ、すりごまを加える。
⑤ ④のボウルに、アク抜きしたウドを水気を切って加え、和える。
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