玉子とにんじん・クコの実の胡麻サラダ

レシピ

 今回は「目」の状態を改善する内容のレシピです。

 目の状態が悪い時は、「肝」と「腎」の臓の陰液を補うと良いです。

 目は「肝」と繋がっていて、肝で蓄えられた血は目の栄養源です。目を使い過ぎると血が消耗し、目に栄養が行き届かなくなります。眼精疲労は「肝労」とも呼ばれています。
「腎」は肝を支える臓でもあります。腎に蓄えられている腎精は血を作る源であり・血が不足すると目に影響が出ますので、眼精疲労を治すには、主に「肝」と「腎」の精血・気血を補うと良いです。

 余談ですが、中医学では、五輪学説と言うものがあり、目の状態で五臓の状態が分かるとされていて、瞳の部分は「肝」・瞳孔部分は「腎」の状態が分かるとされています。

 目の疲れ・眼精疲労・目の乾燥・かすみ目・充血・目の痛み などに。

材料:
卵・・・3個
にんじん・・・1本
枸杞くこの実・・・15g
水・・・適量


胡麻ドレッシング:黒胡麻(すりごま)・・・20g ※市販の「すり胡麻」を使用しても可。
         牛乳・・・大さじ2
         味噌・・・大さじ1
         蜂蜜・・・小さじ2
         お酢・・・小さじ2


作用(立法):滋陰柔肝明目じいんじゅうかんめいもく (陰を養い、肝血を補って肝気を巡らせ、視力を改善する)

食薬の効能

陰を補います(補陰類)。体を潤し、血を養い、精神・情緒を安定させる効果があります。目の充血を改善します。不眠にも効能があります。
にんじん補血類。血の不足による、目の乾燥・違和感・異物感を改善します。その他、消化を助けて、胃腸の働きを良くしてくれる効能があります。
枸杞の実肝・腎・肺の陰を補います。効果としては、目の滋養に良く疲れ目や、足腰の虚弱や老化防止、慢性咳などを止める、などがあります。
黒胡麻陰を補います(補陰類)。特に肝と腎の陰を補います。今回の目の症状を改善するのに良い食薬です。他の効能としては、めまい・白髪・便秘に良いです。
牛乳陰を補います(補陰類)。特に肺や胃腸を潤します。津液を生じさせ、目の乾燥に効果があります。慢性の虚弱を補います。
効能:視力低下・めまい・精神的な疲れ・全般的な乾燥症状・便秘・糖尿病。
味噌脾胃(消化器)を温め、消化吸収力を改善する。体の余分な水分を排出し、解毒する。気逆(上から下に流れる気が逆に働くこと)の改善。効能:虚弱体質・お腹の冷え・胃弱の改善・むくみ・イライラ・発熱・吐き気・激しい咳・のぼせ など。
蜂蜜気を補う食薬に分類されます。疲れ・食欲不振・風邪予防、そして肺と腸を潤す効能があり、空咳・慢性咳・便秘・貧血を改善します。他には、痛みを止める・解毒の効能があります。
お酢体を温めて、血行を促進します。消化を促進する効能もあり、消化不良を改善してくれます。他には、止血や消毒効果もありますので、食中毒にも効果的です。

作り方

① 卵を茹でます。

 <卵の茹で方>
1. 鍋にたっぷりの水かお湯を入れ沸騰させます。冷蔵庫から出した卵を、割れない様にお玉などを使って優しく鍋に入れます。(そのまま入れると温度差でヒビが入りやすいのです)

2. 途中ではしで転がして、10分程茹でます。

3. お湯を捨てて、冷水で冷やすかそのまま置いて冷まします。(半熟卵で作る場合は6~8分程にして、余熱で中まで熱が通り過ぎないように冷水で冷やして下さい)

② 胡麻ドレッシングを作る。

<胡麻ドレッシングの作り方>
1.黒胡麻をフライパンで香ばしい香りがするまで炒り(弱火~中火で3分程)、すり鉢ですり潰します。※市販の元からすってある「すり胡麻」を使用しても大丈夫です。

2.ボウルにすり胡麻・味噌・牛乳・お酢・蜂蜜の調味料すべてを入れ合わせ混ぜます。

③ 人参のヘタを取り除き、人参を横にして3等分に切ってラップに一つずつ包みます。3つのラップで包んだ人参を電子レンジに入れ、500wで2分30秒程加熱して柔らかく調理します。

④ 卵は殻をむいて、くし切りにし、人参は厚めの短冊切りにします。※卵を切る時に、軽く包丁をラップで巻いておくと、卵の形を崩さずに切りやすいです。

⑤ お皿に④を盛り付け、枸杞の実を散らします(枸杞の実は水か酒で戻しておくと柔らかくなります)。②で作ったドレッシングを上からかけます。

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